コレクション: 2025.2.27 思った以上に煌めくアメジスト
おはようございます、ノリちゃんです。
アメジストは二月の誕生石です。絶対数は多く、手軽に入手できる鉱物の一つではありますが、淡くも綺麗な色から、濃くカラーチェンジ、ミルキーな感じが可愛いアメジスト迄あります。
今回も、数分の暇つぶしコンテンツとして、アメジストを見ていきましょう。
アメジストといえば、2月の誕生石です。だからこそ、今回の題した記事及び商品紹介に力を入れているという訳です。石英の一種という事で硬度は7、劈開は有りません。ただ、ルース作成側からのお話しをすると、研磨を上手に行わないと結晶の表面みたいな溝の様な凹凸が出来てしまうようです。
有名な産地としては、ブラジルやウルグアイ、ザンビアその他諸々と言った具合に多数の産地があります。日本でも幾つも採取できる地域がある様です。いずれ、のりちゃんも一度は自力採取してみたいと常々思っています。
商品として取り扱っているアメジスト。屈折率や分散率はお世辞にも高くはありません。ただ、絶対数が多いので綺麗な結晶もよく見かけます。下のアメジストはフィンガープリント系の内包物はあるものの非常に綺麗で、GemTreeJapan作品だと思った以上に輝きがあります。
カラーチェンジは宝石に充てる光の種類によって色を変化させる光学効果になります。アメジストは紫色から赤色に変わるタイプが存在します。下はGemTreeJapan旧作になります。お世辞にもカラーチェンジしてるとは言いにくいので、変化のイメージです。
アメジストの場合は、紫色は寒色、赤色は暖色であり、暖色寒色間での色の変化なのでカラーチェンジとなります。それに対し、暖色同士、寒色同士での色の変化(色のトーンの変化)はカラーシフトと言います。
変わり種として、商品で扱っているミルキーアメジストがあります。このミルキー感は、超微細な気体/液体内包物、ルチルやアルミニウムの影響と言われています。全てではないものの、中には下のルースのようにオレンジ色のテリを感じる物があります。
アメジストといえば天然石ショップに置いてあるこれ!実家にのりちゃんが買った物が有ったので、弟に写真を撮ってもらいました。
アメジストや水晶と言えばジオードですね。空洞になった中にビッシリと結晶が生成されている印象です。他鉱物も共生する事があります。上の写真は、10年くらい前にノリちゃんが買って実家に置いてきた40kgジオードです。白いのは何だか忘れましたが石英ではありません。
こちらも遥か昔にのりちゃんが買ったジオードの一部です。大きい結晶は横3cm程の物もあり、このように大振りなアメジストならば、カッティングは可能でしょう。
ジオードの生成は、溶岩内に出来た気泡/水泡により出来た空洞に沸いた熱水に含むミネラル分が結晶化して出来る様です。言ってる事はイメージしやすいですが、専門的な解説になると少し面倒くさそうな感じがします。
ふと、上のジオードの写真を弟に送ってもらって改めて見た感想ですが、「色、薄くなった?」です。アメジストは退色します。窓辺などの日光が強い所に置くと、時間を経て色が薄くなっていきます。こちらは、リビングのガラス扉の棚に置いてありますが、薄くなっている気がします。
鉱物の中には、日光に気を付けなければならない物が割とあります。分かりやすいのはクンツァイトやヒデナイト等です。手入れはどの石も気をつけましょう。
2/28までアメジスト・クリソベリルを特別価格にてご紹介しており、更に単品でも複数でも10万円以上のお買い物をされる場合には一緒にカートに入れると1石が無料になりますので、ぜひこの機会にGTJの煌めく作品を手にしてください。