GemTreeJapanの宝石はなぜ"作品"なのか

 

GemTreeJapanの宝石はなぜ"作品"なのか




2008年の創業時から、GemTreeJapanが品質に強いこだわりを持ってご紹介している美しい宝石たち。


私たちはその宝石を"作品"と呼んでいます。


他では聞き慣れないようなこの呼び方には、GemTreeJapanの宝石への想いと技術が詰まっています。



GemTreeJapanは、宝石をそのまま販売しているのではなく、専属カッターを抱えて宝石を作っているジェムストーンメーカーです。


これを例えるなら、ファッションにおける"オートクチュール"のようなものであると考えています。


オートクチュールはフランス語で高級な仕立服を意味する言葉で、素材や技術、デザインにこだわった、完全オーダーメイドの世界に一着しかない一級品の服です。


質の高い生地を選び、その生地を活かしたデザインを一着ごとに考え、高い技術の縫製で仕上げます。


GemTreeJapanの作品づくりも、この工程と良く似ています。


仕入れた宝石をそのまま販売するのではなく、その宝石に合ったカットデザインを一石ごとに考え、高い技術のカットを施す。


手間のかかる数々の工程を経て、一つ一つの作品を作り出しているのです。


GemTreeJapanの作品は、世界にたった一つの宝石をオンリーワンのデザインと高い技術のカットで作り上げた「究極の一点もの」なのです。


では何が特別なのか、どんなことにこだわっているのか、それぞれの工程とともにご紹介していきます。





✴︎職人技が光る仕入れ✴︎



各国を廻りながら宝石の仕事をしてきたGemTreeJapanの先代は、仕入れは職人技だと話したほどのこだわりを持っており、その技を受け継いで活かしています。


その技は、宝石のチェックから交渉まで多岐に渡ります。


GemTreeJapanの作品は、自社の基準をクリアする品質の原石またはルースのみを仕入れています。


その基準は、カラーの美しさ、内包物の状態、プロポーション、サイズや重さなど、様々なポイントを見て総合的に判断しています。


一石一石を丁寧に観察し、品質に達していない場合は仕入れをせず、非常にシビアに判断しています。


また、GemTreeJapanでは全ての作品にカットを施すため、カットしてどのくらい美しくなるかも重要なポイントです。


宝石がそのままで美しいかどうかだけではなく、その先を見通して仕入れなければいけません。


これは自社でカットをするからこその視点であり、品質のチェックに加えて作品の素材としてのポテンシャルも見極めるためには、積み上げてきた技と経験が必要になります。


 


 

GemTreeJapanの仕入れの強みの一つは、タイ・バンコクに本社オフィスがあることです。


バンコクは世界中から宝石が集まる集積地で、宝石のマーケットやトレードセンターなどがあり、様々な種類の宝石と数多く出会うことができます。


また、宝石のメッカとも言えるチャンタブリーへも数時間でアクセスできます。


最近では特に力を入れてご紹介しているカンチャナブリー産サファイアも、バンコクにオフィスがあったからこそ頻繁に通って実現した仕入れです。


東南アジアの中央に位置するため、ベトナムやスリランカなどへも短時間のフライトで移動できます。


蓄積した職人技に加えて立地の強みなども活かした仕入れがあるからこそ、GemTreeJapanらしい作品づくりが出来るのです。



 



✴︎宝石を活かすカットデザインが生まれるまで✴︎



GemTreeJapanでは、全ての宝石を丁寧に観察して、一つ一つに合ったカットデザインを考えています。


その判断の根底にあるのは、理念の一つである、宝石の持つ魅力と個性を最大限に引き出すことです。


私たちは宝石の美しさを何か一つの項目に絞るのではなく、総合的に判断しています。


宝石の美しさと価値には、カラー、内包物、カット、プロポーション、カラット数など様々な要素があります。


これらのどれもを大きく欠かすことなく、宝石として最も美しく個性が際立つように見えるデザインを施します。


宝石によってそれぞれ魅力や特徴が異なるため、一石ずつカットデザインを変える必要があるのです。


 


 

もう一つ大切にしている考え方は、宝石は地球が育んだ奇跡の結晶であり、その貴重な宝石を不必要に削らないということです。


宝石を大きく削るのは、不要な内包物を落としたり、プロポーションを整えるなど、宝石の美しさを引き出すために必要な場合に行います。


元の形から大幅に削って無理にシェイプを変えるなど、デザイン性だけのために必要以上に大きく削ることはしません。


GemTreeJapanの作品の中にはユニークなカットもありますが、そのカットにするために大きく削ったのではなく、不必要に削らずに宝石を活かすことを考えた結果、個性的なデザインになることもあります。


宝石の魅力を引き出すことと、不必要に削らないこと、どちらも大切にしながら総合的に熟考して、宝石が最も美しくなるようにカットデザインを決定しています。


宝石を活かすために、作品によっては180面を超えるような細かなファセットを施す場合もありますし、パビリオン側が僅か2面の場合もあります。


貴重な宝石の一石ずつを大切にするからこそ、非常に多くのカットデザインが生まれているのです。


 


私たちは、カットデザインを考える際「宝石が設計図を持っている」と考えています。


その宝石が活きるカットデザインは、元々宝石が持っているように感じるのです。


そのため、私たちはあくまでも宝石と向き合ってその声を聞き、デザインという形にする、そんな姿勢で取り組んでいます。


出来上がった作品だけを見ると、同じカットの作品は、一見同じもののように見えるかもしれません。


しかし、そのカットが選ばれるまでの過程は、宝石によって実に様々です。


生まれた場所や仕入れのエピソードだけでなく、一つ一つの宝石はカットデザインにおいても全く異なる道を歩んでいるのです。


宝石を大切にする想いはデザインの細部にも宿り、一石ずつがオーダーメイドのように作品を作り上げています。

 

 




✴︎GemTreeJapanのカット技術を支えるもの✴︎



GemTreeJapanならではのこだわりの一つは、やはり極めて高いカットの技術です。


GemTreeJapanには専属のカッターがおり、バンコクの本社オフィスにあるカット工房にて研磨を行っています。


専属カッターは、先代がGemTreeJapanクオリティのカット技術を教え込み、手塩にかけて育てた一流の職人です。


通常のカット工房では指摘しないような細かい部分まで妥協しないため、必要であれば何度も指示をしたり手直しも依頼します。


そのため、GemTreeJapanのカットは、一般的な基準を超えた高い品質となるのです。


取引のあるセラーは、世界中を飛び回って宝石を見ているけれど、こんなに綺麗なカットは見たことがないと言います。


自社でラボを持つようなジュエラーの方々からも、顕微鏡レベルで見ても美しく、枠留めがやりやすいとの声もいただいています。


肉眼では分からない、通常では追求しないような細部にまでいたるこだわりによって、美しい作品は生まれています。


 

高品質なカットを生み出す重要なポイントの一つが、本社オフィスの中にカット工房があるという環境です。


カッターと顔を合わせてカットデザインを綿密に話し合える、制作途中でもすぐに確認できるなど、直に依頼できるからこそ細部までこだわった作品づくりができます。


細かい部分まで指示を出すなどのコミュニケーションは、日頃から顔を合わせて、カット以外にも気軽に話せる関わりがあるからこそです。


専属カッターには非常に高いカット技術を要求し、時には何度も修正を依頼することもあるため、強い信頼関係が欠かせません。


プロフェッショナル同士として、ひとりの人間同士として、密に関わり想いも共有するからこそ、細部までこだわった共同作業が出来るのです。

 

 

専属のカッターがいることや共に作品を作り上げられる環境は、一見すると当たり前のようにも見えますが、他にはなかなかない珍しいものです。


美しい作品を制作するにあたって外すことは出来ないこれらの要因は、創業時から積み上げて大切に守ってきた財産です。


GemTreeJapanの大きな要であるカットの技術は、蓄積した経験、日々の地道な行動、チームプレイなどを重ねてきた集大成でもあるのです。


 


 

これらの手間と費用のかかる工程を全ての宝石に行う、それがGemTreeJapanの作品です。


なぜここまで時間も労力もかけて、宝石を作るのか。


それは、GemTreeJapanの理念にも現れる宝石と人への想いがあるからです。


地球が育んだ貴重な一石を大切にしたい。


宝石として生まれたその一石を、できる限り魅力を引き出して、最大限に美しく輝かせたい。


そして、宝石が本来の魅力を輝かせることで、幸せな気持ちになったり、時には心の支えになったりと、心に灯る煌めきの一つになれればと思っています。


芸術家、デザイナー、工芸師など、ものづくりに情熱を注ぐあらゆるプロフェッショナルのように、私たちも作品づくりに愛と誇りを持って、これからもご紹介していきます。




GemTreeJapan

るる

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