Bi-Color Sapphire 3.188ct / Kanchanaburi
Bi-Color Sapphire 3.188ct / Kanchanaburi
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バイカラーサファイア 3.188ct
7.32×9.11×5.06mm
タイ・カンチャナブリー産
ファンシーオーバル
ピアッちゃん作品
2023年12月にタイ西部のサファイア鉱山の街カンチャナブリーを旅した時に、十数年前に閉山した鉱山のエリア・ボープロイにて、上品な小声のマダムから仕入れたバイカラーサファイアです。
この旅では"サイドカーおじさん"というキーパーソンが登場して、カンチャナブリーを広範囲に探索した思い出深い回でした。
サイドカーおじさんはコチラ(音量注意)
サイドカーおじさんの話をするとキリがないのでまた次の機会にするとして、このバイカラーサファイアを仕入れた小声マダムは、この回を含めて過去3回ほど仕入れたことのある方で、耳の手前で声がどこかへ行ってしまうほどの小声で、しかしなかなか折れない強さのある素敵なマダムです。
この時はサイドカーおじさんの知り合いのパープルのシャツを着たパープルマダムが一緒にいて、この石を小声マダムから引き出してくれました。
3ctアップの大きさ、カンチャナブリーらしいカラーリングのバイカラーの面白さ・美しさにやられてなんとか声を聞き取って仕入れることが出来ました。
カンチャナブリー産の良いところが詰まっていて、少しパープルを感じるブルーと明るいイエローのゾーンに別れ、グラデーション感ありながら混ざりグリニッシュブルーの煌めきも放つ傑作に仕上がりました。
キューレット付近に重要なブルーの色だまりがあったのでキューレットの位置をわずかにずらしていますが、大きく気にならないように最大限に整えました。
バイカラー感を引き出すためクラウン側もステップカットにして、あえて色が反射しすぎないような工夫を施しています。
なかなかな難易度の高さでしたので、GTJ大御所に相談してピアッちゃんに指示を出してもらって、カットについて学んだシーンは印象的でした。
まだまだこの石について話したいことはありますが、次回はサイドカーおじさんについて詳しく話すとして、1石1石について書き始めるとキリがないのでこの辺にしておきます。
またこんな石に出会えるように2025年も気合いを入れていきます。
2023年12月のカンチャナブリー旅の動画はこちらです↓



























