アパタイト 3.357ct.
アパタイト 3.357ct.
アパタイト
3.357ct.
8.26×10.54×5.71
タンザニア産
ファンシーオーバル
ピア&プッちゃん作品
EGL122708
ブラン セピア(Brun sépia)
~ フランスの伝統色カラーのアパタイトです✨
アパタイトは、トルマリンの数十倍のマイナスイオンを出すともいわれており、宝石品質のものはほとんど採掘されず、さらに1カラット以上のものはとても稀少なのです✨
硬度が低くカットも難しいため、美しい宝石ながら流通量が少ない宝石でもあります✨
また、結晶の成長過程で砂などの異物が混入したり、運搬中も管理方法が悪いと傷がついてしまうため、宝石の中にクラック(ヒビ)やインクルージョン(内包物)が無いものは少ないとされております✨
現在、アパタイトが多く産出されているマダカスカル島では、「アスパラガス・ストーン」「モロキサイト」「パライバ・アパタイト」が産出されています✨
緑がかった色合いが魅力的な「トリリウマイト」はカナダ産のアパタイトです✨
さらに、淡い色のアメシストのようなアパタイトはアフガニスタンで産出しています✨
なお南米では、アパタイトが化石化したものである「グアノ」が産出されることがあります✨
グアノとは、野生生物の死体がアパタイト化したもので、主にコウモリや魚が含まれます✨このような現象は、生物の骨や歯にアパタイトが含まれていることによるものと考えられています✨
●Apatite(アパタイト)
和名 燐灰石(りんかいせき)
成分 Ca5(Po4)3(F,OH,Cl)2
結晶系 六方晶系(単斜晶系)
モース硬度 5
比重 3.10~3.35
屈折率 1.63~1.64
劈開 不明瞭
色 黄色・緑色・黄緑色・青色・紫色・白色・無色・灰色・ピンク色・褐色・赤紫色
主な産地 アフガニスタン、アメリカ、インド、カナダ、ケニア、スペイン、スリランカ、タンザニア、チェコ、ナミビア、日本、ノルウェー、ブラジル、ポルトガル、マダガスカル、南アフリカ、ミャンマー、メキシコ、モザンビーク、ロシア